●防水時計の分類って?
日常生活用防水
洗顔や雨など日常の使用に耐える構造になっていますが、水泳・入浴・洗車時などでの使用はお避け下さい。
5気圧防水機能
水仕事、などでご使用になる水準です。スキンダイビング、高とび込み、ウィンドサーフィンなどには使用できません。
10気圧防水機能
水仕事や水泳、スキンダイビングなどお使いいただけますが、スキューバダイビングなどには、使用できません。
20気圧防水機能
水仕事や水泳、スキンダイビング、ジェットスキーなどにお使いいただけますが、スキューバダイビングには、使用できません。
ISO 200m防水
ISO(国際標準化機構)の規格をクリアし、水深200m相当までの耐圧性・防水性をそなえています。スキンダイビング・スキューバダイビング(空気ボンベ使用)に使用できます。(ヘリウムガスを使用する飽和潜水には使用できません。)


●耐磁時計て何?
耐磁時計の定義
日常生活で使われている家庭用電気製品からは、磁界を発生するものがあります。針表示式クォーツ時計は、永久磁石のローター、磁性材質のステータと磁心から構成するモータで動いていますが、磁界の影響を受けると、針が一時的に止まったり、電子表示式(デジタル表示)のクォーツ時計は、原理的に磁界の影響を受けません。
耐磁時計の種類
耐磁時計の種類はJISが規定した水準により2種類に分けられます。
1.JIS1種=日常生活において、磁界を発生する機器に耐磁時計を5pまで近づけても、ほとんどの場合、性能を維持できる水準(直流磁界4800A/mに耐えられる水準)
2.JIS2種=日常生活において、磁界を発生する機器に耐磁時計を1pまで近づけても、ほとんどの場合、性能を維持できる水準(直流磁界16000A/mに耐えられる水準)


電波時計て何?
福島局と九州局の東西2局から発信されている、日本標準時刻電波
2001年10月、新たに発信されるようになった、九州局(福岡県・佐賀県の県境の羽金(はがね)山)と、 福島局(福島県・大鷹鳥谷(おおたかどや)山)の東西2局から発信されている、日本標準時刻電波の受信範囲は、 それぞれ半径約900〜1,200kmといわれ、日本全国広い範囲で受信可能とされています。
電波時計とは
福島県おおたかどや山送信所と、福岡・佐賀県境のはがね山送信所から発信される、 通信総合研究所日本標準時グループが運用する正しい時刻情報をのせた標準電波を受信することにより、 自動的に時刻やカレンダー情報を修正し、日本標準時を表示する時計です。
サマータイムが実施された場合でも、すべてを自動的に修正します。
その母体となっているセシウム原子時計の誤差は、10万年に1秒といわれる超高精度です。